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設計の仕事を定時内で仕上げる設計士のお話

2018年08月13日

【会社情報】
会社名:岡田建設株式会社
所在地:本社:豊川市白鳥町京次52番地の1
事業内容:総合建設業、戸建住宅事業
代表者:代表取締役社長 岡田 司
設 立:1961年
資本金:9,680万円
売上高:101億円(2017年実績)
従業員:100名
決算月:6月
特 徴:建築・土木をはじめスポーツ・レジャー・アミューズメント・不動産業へと多彩な分野にその活動の場を拡大した生活創造企業。民間・官庁の建設工事と自社ブランドである「パシフィックホーム」の2大事業が経営の軸となり、愛知県全域を対象に事業を展開しています。現在は、建設業界のイメージ改革企業になることを目標に掲げ、働き方の見直しや女性社員の採用と育成に積極的な投資を試みています。

【業界人情報】
設計部 主任 山本 尚志さん

 36歳、経験社数3社、一貫して建設業界に精通してきた山本さん。3社目にして、仕事との向き合い方に一つの答えを出した方です。建築系の学部を卒業後、就職氷河期の中、住宅の営業マンとして社会人デビューを果たします。しかし、当時は、不況の真っただ中という景況感。お客様は、住宅を購入したくても資金がないのだから、住宅の営業マンとしては、契約を獲得することは、至難の業でした。一方で、当時の上司からは「1件あがるまで帰ってくるな!」というオペレーションがなされ、やる気も起きず、成果も上がらず、お客様先のドアをノックする日々を過ごしてしまったようです。山本さんにとって、実に苦い社会人デビューの記憶となりました。そんな山本さんが、明るく、自身のキャリアと働き方を語れるように至ったサクセスストーリーをご紹介します。
【一言インタビュー】
Q:かなり厳しい状況に身を投じましたが、入社後、どのくらいで転職を検討し始めたのですか。
住宅メーカーの営業職として入社してから、3ヶ月が経過した頃、猛烈に辞めたさが込み上げてきました。

「せっかく入社した会社だから、早々に辞めるわけにはいかない!」と一度は踏み止まりますが、興味の向かない仕事に縛られる時間は、あまりにも苦しく、無駄に感じていました。景況感も思わしくない為、転職活動が長期化することを覚悟していましたが、知人の紹介を通じて、某建築事務所からご縁を頂くことが出来たので、迷うことなく飛び込みました。
Q:建築事務所での働き方は、賃金が限られており、拘束時間も長いというイメージがあります。飛び込んだ先の労働環境はいかがでしたか。
事前リサーチの通り、建築事務所での仕事は、決して楽ではありませんでした。

給与は安いし、残業は当たり前。その上、建築士の資格取得の為に昼夜問わず勉強をする日々が続きました。
担当した仕事は、基本的な木造住宅の設計から始まり、ダイナミックな設計、デザイン性豊かな設計と幅が広く、決められた期日内で、案件を次々と裁くことが強いられていましたね。仕事は過酷で、気が付いたら1日が終わる日々が続いていました。しかし、不思議と楽しくて、気が付くと10年近く継続することができました。
Q:10年を経過した後に、独立などは考えませんでしたか。どのようなビジョンを描いていたのですか。
目の前の仕事に無我夢中になる内に、建築士としての提案幅も広がり、引き出しが増えました。「さぁ!これからだ。」という時だったのですが、過酷な労働環境と向き合ってきた身体は正直で、体力の衰えを感じ、ベストコンディションで仕事に向き合うことが困難になりました。「好きな仕事でも無理をしては、何もならな
い・・・。」仕事との向き合い方を考えるようになった時、現職である岡田建設とのご縁がありました。当時の岡田建設の人事担当者から、住宅事業の拡大を目指し、Pacific Homeというブランドを立上げるという業計画のについて話を聞きました。パシフィックホームとは「大型収納」「充実の標準装備」「低価格」にこだわって地域の皆様に「いいね、こんなくらし」と言って頂ける家づくりを提供することをコンセプトにした住宅です。そして、そんな素敵な住宅を展開する上での絶対条件を「提供側の関係者が、豊かであり、余裕を持った素敵な発想力で、住宅を創りだすことが必要である。」という考えをお持ちであったこともあり、岡田建設への転職を決意しました。

Q:岡田建設では、どの様な仕事に携わっているのですか。
建売企画住宅の設計業務に携わっています。建売企画住宅は、商品がリリースされてから、一定期間に売切ることが前提となる為、販売ターゲットに合わせた住宅を企画するのですが、それが難しいんです。

なぜなら、無難なデザインにするとお客様の目に留まらず、奇抜にすると懸念されます。販売開始と同時に注文が殺到するような住宅を設計しなければなりません。
Q:ターゲットに合わせた絶妙な商品設計をする為の工夫としては、どの様なものがありますか。
社会人1年目の営業職で感じとった「お客様のニーズや心情」、そして設計職で蓄積された「様々なアイデア」を組み合わせることで企画商品でありながら、ターゲットの好みにジャストフィットする建物のイメージが面白いほど湧くようになりました。そこに、最新のトレンド情報をミックスしたりしています。アイデアを細心にするために、定期的に外部での研修等に足を運ぶようにしています。

Q:働き方については、何か変わったことはありましたか。
元々計画的に物事に取り組む性格が故に、仕事の量を計算。いつまでに、何を、どこまで熟すかを常に算段をつけながら、定時で仕事を終えるよう業務設計することを徹底しています。

結果、残業をすることなく期日通りに設計図を描き上げることが、恒常的にできるようになりました。
 転職を切っ掛けに仕事もプライベートも好循環となり、3社目にして設計士としての仕事の楽しさとヤリガイを確立できたことを嬉しそうに語っていました。

設計部 主任 山本 尚志

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