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「ベテラン施工管理技士が語った。」仕事との向き合い方とは!?

2018年07月16日


【会社情報】
会社名:さとう建設株式会社
所在地:愛知県名古屋市中区千代田3丁目22番9号 さとうグループ本社ビル
事業内容:総合建設事業
代表者:代表取締役社長 佐藤 友治
設 立:1954年
資本金:7,000万円
売上高:15億円(2017年実績)
従業員:25名
決算月:3月
特 徴:名古屋・岐阜・三重で、60年以上の歴史と実績・確かな施工技術の総合建設会社です。今日まで「高品質」「納期遵守」「安全第一」をモットーに、個人住宅、マンション、オフィスビル、レジャービル、医院・病院、保育・幼稚園、老人福祉施設、店舗、工場、倉庫、ホテル、寺社など7000件以上の様々な建築物を設計・施工してきました。
【業界人情報】
建築部 統括部長 一級建築士 早川 久行
今回は、創業60年超の老舗建設会社である、さとう建設様を訪問し、一級建築士の早川さんから話を聞きました。早川さんは、お父様が建築業界に精通していたことが切っ掛けとなり、中学生の頃から、将来は建築系の仕事に就くことを心に決め、建築学科のある高校へ進学し、卒業と同時に名古屋市内の某建設会社に入社、施工管理者として一定の経験を構築した後に転職。現在は、さとう建設の建築部 統括部長として、若手から中堅社員を束ねています。
【一言インタビュー】
Q:高校卒業時の進路選択の際に、「大学進学」「専門学校進学」「建築士事務所」「建設会社」という選択肢を思い浮かべていたと聞きましたが、「建設会社へ入社する!」という進路選択をしたのは、何故ですか。
A:私は、迷いなく建設会社への進路を選びました。なぜならば、大学やオフィスでスマートに設計図を学びよりも、早々に現場に出て、職人さんとの交流や施工を通して、多くのことを学びながら覚えることが、自分自身には、あっていると考えたからです。
Q:就職後、早川さんは、どのように仕事と向き合ってきたのでしょうか。
A:無事に就職できたものの、仕事が板につくまでは修行の日々が続きました。今で言う座学研修や集団研修などは、有って無いようなものでした。「学びの答えは、常に現場にある」という認識で、先輩社員の背中を身ながら、常にインプットとアウトプットを繰り返す日々を過ごしました。また、当時の建設現場は、5Kを象徴するような過酷な労働環境であり、職人からの罵倒、工期の遅延や杜撰な衛生環境管理など、人として扱われている気がしなく、何度も挫けそうにもなりました。しかし、いちいち落ち込んでいる間もなく、気が付いた頃には、10年の時が過ぎていました。とにかく「がむしゃら」という言葉がしっくりきますね。
Q:早川さんは、どのような工夫をして、その過酷な状況を乗り越えてきたのですか。
A:2つのことを忠実に守ることを、心に決めて仕事に取り組みました。
1つ目は・・・何事も人の為を想って、立ち振る舞うことです。建築主であるお客様、一緒に仕事をする職人、近隣の住人、業者の目線に立った気配りができるか否かが、最も重要だと思っています。
この考えをもって仕事をすることで、対峙する方々との間に絆が生まれ、相互に助け合うことができます。
これが、仕事を円滑に進める為に、とても大切だと私は信じています。
相手の求めていることを感じ取り、常に先回りをし、それを行動で示すことを継続していると、やがて「気の利く可愛いやつだ。」→「仕事が解ってきたようだ。」→「一緒懸命だから力になってやろう。」と周囲のマインドチェンジを引き起こし、働きやすい状況を生み出せるものです。
2つ目は・・・何事にも興味関心をもって取り組むことですね。「知らない」=羞恥心・劣等感ではなく、「知らない」=知識が増えるチャンス、知っている方へのリスペクトの気持ちという理解をもったお陰で、日進月歩で知見が増え、気が付いた時には、ある程度のことは理解ができるようになっていました。また、職人さんとの他愛もない会話の中から出てきたキーワードを拾い、仕事が終わってから、そのキーワードについて調べ、翌日には共通の話題で盛り上がることが出来るようにするなど、寝る間を惜しんで調べものに明け暮れたこともありました。当時の習慣なのか、現在も新しい情報や自身が知らないことがあるとスマートフォンを片手に調べものをする習慣が身に付き、助かっています(笑)。
 インタビューの最後は、「偉そうなことは言えない。私は人に恵まれており、助けられてばかりです。」と謙虚な姿勢で話を締めました。早川さんによって建築された建物のお施主様、早川さんと一緒に仕事ができた職人さんは、幸せだと思いました。


建築部 統括部長 一級建築士 早川 久行

 

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