HOME 業界人情報 設計士が憧れる会社で働く女性プランナーの覚悟

設計士が憧れる会社で働く女性プランナーの覚悟

2018年09月20日

みなさん、こんにちは!
打設の現場をみると自然と気合が入る、KENTOのミネタです。

今回はネイエ設計(株式会社洞口)の熊﨑さんにお話しを伺いました。岐阜県中津川市出身の笑顔が素敵な熊﨑さん。ネイエ設計にフィットする雰囲気の方です。地元の農業高校でインテリアに関する勉強に夢中になり、活躍の幅を広げることを目的に理工学部のある大学へ進学。在学時は、住環境に関する研究に明け暮れたようです。街造りや都市計画をテーマとし、人々の生活×建物×周辺環境との関わり方について考える内に、「地域で長く愛着を持って生活をする為に、何が必要なのか」を追求するようになったそうです。

~都市計画を通して感じる「家」の在り方~

峰田:大学では、都市計画についての専攻されたようですが、いつ頃から興味をもつようになったのですか。

熊﨑:高校生の時に農業高校でインテリアについて勉強をしました。それが面白く夢中になれたことを切っ掛けに建築の世界への扉を開きました。当時は、都市計画など考えもせず、自分の部屋をオシャレに飾りたいとか・・・なんか雰囲気が素敵な空間が好きだとかそんなレベルでしたね。大学進学の際、興味の矛先が建築に向いたことを切っ掛けに、入学した学部で人気のあった都市計画を専攻することにしました。笑

峰田:なるほど。都市計画を専門に学ばれた熊崎さんですが、どうして住宅の設計という仕事をされているのですか。イメージでは、大規模商業施設や街造りなどの大型プロジェクト等でのご活躍を望むのかと思ったのですが・・・。

熊﨑:よく聞かれますが、「人が住む空間」で最も身近なものは「家」だと思います。つまり、いくつもの家々が集まることで街となり、その先に人々の働く場があり、憩いの場ができ、消費の場が煌びやかに人々を魅了する・・・それが都市だと思っています。だから、都市の原点である「家」に携わることが私自身が考える「住みやすい環境を構築するお手伝い」に繋がると考えているからです。

~暮らすというコトをつくる~

峰田:大学を卒業後に名古屋で高い人気を誇る住宅メーカーに入社されていますね。そちらでの働き方はいかがでした。

熊﨑:入社した住宅メーカーは、お客様の思いをカタチにする完全注文住宅をメイン商材としていた為、スタイリッシュな住宅やモダンテイストな住宅、リゾート感を感じさせる住宅など、本当に多種多様な施工実績がありました。働き方としては、まずは仕事を覚えることで精一杯でしたので、毎日が勉強の日々でした。

峰田:入社早々は、会社に慣れることと並行して実務を覚えなければならないですよね。インプットすることが多くて大変ですよね。

熊﨑:そうですね。会社にも仕事にも少し慣れてくると仕事の面白味が実感できるのですが、それまでがなかなか大変ですよね。私の場合は、先輩にくっついては、お客様とのお打ち合わせに同席し、横でメモをとるなどしていました。お客様の頭の中にあるイメージが、図面として表現される過程の一部始終を観させて頂きました。お客様と打ち合わせを重ねる度に、お客様の気持ちが高揚し、理想の住宅の誕生を待ち望むその嬉しそうな表情をみる度に「設計」という仕事の奥深さを感じたことを覚えています。早く自分自身も先輩のようになりたいと思い、少しでも時間ができれば設計やデザインの勉強に夢中になっていました。

峰田:住宅の設計さんは毎日遅くまでデスクに座り、パソコンとにらめっこをしてるイメージがあります。
セールス担当の方よりも遙かに遅くまで仕事をしていることがありますよね。

熊﨑:私の場合は、設計の仕事が好きでしたので、あっという間に時間が経過していることが多かったです。その為、残業をしても苦に感じることはありませんでした。また、同僚が何名かいましたし、互いに切磋琢磨していた為、凄く良い刺激になっていました。

峰田:仕事も順調。ヤリガイも感じていて、仲間にも恵まれていた中、どうしてネイエ設計にて転職をしたのですか。

熊﨑:住宅業界にいる人で、「ネイエの家が好き!」という方は、実はすごく多いんす。ネイエ設計の家は、設計のプロをも魅了します。お客様の拘りが伝わる洗練されたデザインと施工技術の高さに憧れていました。
そんなある時、ネイエ設計で設計士を募集している情報に出会いました。現状に不満はなかったのですが、憧れのネイエ設計の一員になれるかもしれないチャンスが目の前にあることを知った時に、居ても立っても居られなくなり、エントリーをしていました。

峰田:求人情報にたまたま出会ったという何とも運命的なエピソードですね。私もはじめてネイエ設計のショールームを訪問をした際に、衝撃を受けたことを覚えています。
それは、一宮市のショールームを訪問した時のことですが、そこには開放感のある平屋建ての建物がありました。木のぬくもりを感じつつも、今までの木造住宅では感じることができなかった広々とした大空間。そして、自然光のぬくもりをたっぷりを浴びることができるよう計算がし尽されていました。
ここで生活したらどれだけ心地好いのか・・・。家族で団欒するイメージも湧きました。

熊﨑:ネイエ設計では、「暮らすというコトをつくる会社」であるということをうたっています。つまり、住宅の設計で大切にしていることは、その家で家族がどう生きていくかということです。ネイエ設計では、お施主さまとご家族の想いひとつひとつをていねいにくみ取り、何度も何度も設計図を描いて、これからの家族の生き方をデザインしています。

峰田:なるほど、でも実際には設計の修正回数など決まっているんじゃないですか。

熊﨑:本当にないんです。お客様に納得を頂くまでお付き合い致します。繰り返しになりますが、ネイエ設計は家と言うモノを売る会社ではありません。暮らすというコトをつくる会社だからです。

峰田:なるほど。自分たちの提供する家づくりのあり方を信じ、お客様と向き合い続けてきたネイエ設計らしさですね。最後に、熊﨑さんは熊崎さんはどんな目標を持っているのか教えて下さい。

熊﨑:ネイエ設計で仕事が出来ていることに誇りを持ち、100年先も愛され、好まれ、必要とされ、年月が経過することで、更なる存在感を感じる唯一無二の家をお客様と共に創り上げることを心から楽しみたいと思います。その為には、お客様のことを120%理解することは勿論ですが、提案の引き出しを増やすことだと思っています。諸先輩方が関わった家々を見学し、見落としがちな細かい心配りや配慮の痕跡を見つけては、知見とする活動を継続しながら、設計士として大きくなりたいと思います。

【取材後記】

どれも独創的で、唯一無二の家々を提供するネイエ設計。そのデザイン性の高さとリッチな提案力は、洗練された設計士の努力の賜物であり、常にお客様と向き合い続けた結果だと思いました。また、周知はされていないですが、ネイエ設計のルーツである株式会社洞口という会社は施工技術の一流会社です。いいものを施工する会社がお客様と真剣に向き合った時、誰しもを魅了する素敵な家が出来上がるのですね。

【今回のKENTOな人】
会社名:ネイエ設計(株式会社洞口)二級建築士 熊﨑 友紀さん

【今回のKENTOな会社】
会社名:ネイエ設計(株式会社洞口)
所在地:愛知県名古屋市名東区藤里町2207
事業内容:建築設計・施工
代表者:代表取締役社長 洞口 修一
設 立:1924年
資本金:4,500万円
売上高:30億円(2017年度実績)
従業員:128名(2018年4月現在)

特 徴:「建物をデザインしない 家族の想いや居心地をデザインします。」HPのコンセプトにあるその理念は、家が主役ではなく、家族が主人公であることの宣言でもある。だからなのか、施工事例には「〇〇のある暮らし」「〇〇のある住まい」と生活の中にある家を表現している。どれもお洒落でかっこいい。家族の居場所・暮らしをつくる設計士、「設計建築」の事例は是非HPでご覧ください。

【KENTO取材人】
ミネタ ナオアキ
教育系の大学を卒業後、株式会社平成建設に入社。入社早々に現場で大工としてマンションや住宅の施工に携わる。その後、住宅営業職として注文住宅の販売に従事する中で、今後の建設業界の人材不足を問題視するようになり、人材会社に転職。足掛け8年目にして、建設業界に特化した転職の支援で一定の実績を構築。現在はBIMなどの最先端技術の支援なども手掛けています。

業界人情報一覧

BIM