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未経験でも、施工管理の仕事に夢中になれる理由

2018年07月09日

【会社情報】
会社名:岡田建設株式会社
所在地:本社:豊川市白鳥町京次52番地の1
事業内容:総合建設業、戸建住宅事業
代表者:代表取締役社長 岡田 司
設 立:1961年
資本金:9,680万円
売上高:101億円(2017年実績)
従業員:100名
決算月:6月
特 徴:建築・土木をはじめスポーツ・レジャー・アミューズメント・不動産業へと多彩な分野にその活動の場を拡大した生活創造企業。民間・官庁の建設工事と自社ブランドである「パシフィックホーム」の2大事業が経営の軸となり、愛知県全域を対象に事業を展開しています。現在は、建設業界のイメージ改革企業になることを目標に掲げ、働き方の見直しや女性社員の採用と育成に積極的な投資を試みています。

【業界人情報】
住宅事業部 川原 翔太さん

 愛知県豊川市。日本三大稲荷の豊川稲荷が全国から商売人を集める。その地で「住宅事業」「建設事業」「土木事業」等の総合建設業を営む岡田建設を訪ねた。土木事業から始まったこちらの会社の成長事業が、戸建て住宅の建売販売である。今回は、住宅事業部にて施工管理に没頭する20代のフレッシュマンに会ってきた。小麦肌、細身、フレッシュな顔立ち、緊張感に初々しさを感じた。それもそのはず。彼のキャリアは、入社わずか1年少々であった。
【一言インタビュー】
Q:建設業界に入社した切っ掛けは何ですか?
A:モノづくりのDNAによるものだと思います。(笑)
父親は工場で働いていますし、祖父は大工でした。だから、モノ造りの仕事をイメージしやすかったのだと思います。岐阜県中津川で生まれ育った僕は、高校卒業と同時に職業訓練を受け、就職の為に、故郷を離れ単身名古屋へ。アットホームな社風と一から仕事を覚えられるという恵まれた環境に惚れ込み入社を決意しました。
Q:入社して1年が経過しましたが、ご自身の中で変化したことありましたか?
A:はい!視点が変わりました。
今までは、気にも留めなかったモノ・コトが気になるようになりました。
Q:それは具体的にどういったことですか?
A:例えば、街を歩いていると沢山の住宅があります。その住宅に使われている外壁材の種類や施工の仕方に職人さんの技が活きていることが分かるようになりました。また、私は祖父が設計・施工した家で、何気なく生活してきました。しかし、この仕事についてから、実家の間取りや柱の位置など、実は設計がし尽された最高傑作であることに気が付きました。そこには、祖父の技術の高さや私たち家族への愛情が沢山つまっているのだと思えるようになり、わが家への愛着が増しました。
Q:施工管理の仕事の最大の魅力は何だと思いますか。
A:この仕事の最大の魅力は、困難なことを仲間で成し遂げること。そして、それが成果物として姿を現した時の達成感だと思います。
Q:困難なこととは具体的には?
A:決められた工期内で、決められた品質の建物を施工しきることです。工事現場では必ずと言っていいほど予想外の出来事が発生します。例えば大雨が連日続くことで工事が進まないこと。職人さんが揃わず、工期が遅延すること。資材調達の不具合により、職人さんの手を止めてしまうことがあります。
Q:上記のような事象が発生した時には、どう対処してきましたか。
A:基本的に自分自身の力だけでは、何ともなりません。その為、職人さんに工期を早める工夫をお願いしたり、一緒になって最良の方法を考えだすことに努めます。
Q:しかし、職人さんと言えば、なかなか融通が利かないことで有名ですし、技術も知見も浅い方の意見に耳を傾けてくれるのでしょうか?
A:職人さんは、やはりその道のプロです。ご自身の腕に自信とプライドを持っています。また、常に現場を戦場という理解でいる為、本気でない方の言葉には耳をかしません。しかし、本気であることが伝わると我が子のように可愛がってくれます。
Q:職人さんに川原さんが本気である様子を伝える為に注意していることはありますか。
A:えーっと!私は3つ気を付けていることがあります。まずは、職人さんの仕事を心からリスペクトし、言葉にして伝えることが大切だと思います。目の前の当たり前のように感じる仕事は、実は熟練したスキルがあってこそなされるものなのです。この仕事ができるようになるまでの職人さんの努力や心情を理解することが大切だと思っています。二つ目が、自身の行動で示すことだと思います。職人さんと話をする際に業過用語が飛び交います。まずは、その用語を知らなければ話になりません。寝る間を惜しんで勉強をすることで、職人さんとの共通言語を持てることが大切です。そして、最後に誤魔化さないことです。「分からないこと」「失敗したこと」を認めることは恥ずかしく極まりが悪いことかもしれません。しかし、素直に認め、次にどうするのかを明確に示すことが大切だと思います。それは、別の言葉で表現するならば向上心ということになるのかもしれません。
Q:最後の質問です。川原さんはこの先、どんな施工管理者としてのご自身を高めていきますか。
A:認められる存在、頼られる存在、目標とされる存在でありたいと思います。大学進学を失敗したことは、私にとってかなりショッキングな出来事でした。しかし、学歴ではなく技術・知識・人付き合いなど総合的な人間力を向上させることが、これから先は、何よりも大切ではないかと感じています。まずは独り立ちすること。次に人に求められるようになること。さらには人を育てられるようになること。そして、夢を語れるようになること。ここまで出来て一人前だと思っています。
職人さんと向き合いながら、住宅造りを科学し続ける1人の技術者を心から応援したいと思えた。

住宅事業部 川原 翔太

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